AIエージェントにWordPressを作らせたら8割自動で終わった話
はじめに
このサイトは、実は8割AIに作らせました。正確には「AIに作らせた」というより「寝ながらスマホでAIに指示を出して、全部自動でやってもらった」という方が近いです。
ヘルニアで座れない時期があったんですが、その間に「寝ながらこのサイトを立ち上げたい」という無理なリクエストに応えてくれたのが、AnthropicのClaudeというAIエージェント。Chrome拡張とCoworkモード経由で、ブラウザを直接制御してWordPressの設定をほぼ全自動で完了させてくれました。
「WordPress? REST API? 難しそう...」と思うかもしれません。以前はまさにその通りで、WordPressの構築が難しいから、昔ながらのブログサービスやペライチのような簡単なツールで済ませる人が多かった。でも今は、そういった技術的なことをAIが全部やってくれる。REST APIが何かを理解していなくても、「このサイトを作って」と指示すればAIが勝手にAPIを叩いて設定してくれる。
この記事では、「AIにどこまでやらせたのか」「実際どんなことが自動化できるのか」を、具体例を交えて解説します。
ヘルニアとこのサイトの立ち上げ
少し背景を。大手企業で人事を10年やっていたんですが、腰椎椎間板ヘルニアの坐骨神経痛で働き方を見直すことになりました。パソコンに向かって座ることすら難しい状態で、「じゃあ寝ながら何かやろう」と思いついたのが、このブログサイトです。
でも現実的には、サイト立ち上げには山ほどの手作業が必要。WordPressのセットアップ、テーマのカスタマイズ、カテゴリ設定、SEO対策...こんなもん座れない状態でやるのは不可能です。
そこで「AIに全部やらせたら?」という試みが始まったわけです。
何をAIに任せたか:具体的な作業一覧
実際にClaudeのCoworkモード + Chrome拡張で自動化した作業を列挙します。
WordPress管理画面の直接操作
Claudeに「このボタンをクリックして、このフィールドに入力して」と指示すると、Chrome拡張経由でブラウザが自動で動きます。これまでなら「スクリーンショットを撮って、この位置をクリック」みたいな手作業が必要だったんですが、それが一切なし。
管理画面のナビゲーション、プラグインのインストール、設定画面での入力...こういった「クリックして入力する」タイプの作業は、ほぼ全部自動化できました。
REST APIによる固定ページの一括作成
僕が必要な固定ページ(プロフィール、サービス案内、お問い合わせなど)を4本指定。Claudeが直接WordPressのREST APIを叩いて、一括で作成してくれました。
通常なら「管理画面を開く→新規追加→タイトル入力→本文入力→公開→次のページへ」という流れを4回繰り返すわけですが、それが数秒で完了。
REST APIによるカテゴリの一括作成
「仕事・キャリア」「ライフスタイル」「サイト運営」という3つのカテゴリも、REST APIで自動作成。同じく数秒です。
グローバルナビとフッターナビの構築
WordPressのメニュー機能を使って、ヘッダーとフッターのナビゲーションも自動設定。ページリンクを適切にアサインするところまでやってくれました。
SWELLカスタマイザーのAPI直接操作
僕が選んだテーマは「SWELL」という有名なWordPressテーマ。SWELLの配色やレイアウト設定って、通常は管理画面の「カスタマイザー」から手動で調整するんですが...これもAPI経由で自動化。
ブランドカラーを統一する設定を、クリックなしで完了させました。
プラグインの設定最適化
SEO対策の「SEO SIMPLE PACK」、セキュリティの「XO Security」、あとコメント機能の設定も。ひとつひとつのプラグイン設定画面を開いて、最適な値を入力していくという地味な作業が自動化されました。
Google Site Kitの連携
Googleのアナリティクス・サーチコンソール連携も自動化。認証まで進めてくれたので、あとは僕がスマホで「接続許可」をタップするだけで完了。
その他の細かい作業
不要になったデフォルトカテゴリの削除、パーマリンク構造の確認、WordPress全体の設定確認...こういった「チェック&修正」タイプの作業も含まれてました。
結局、人間がやったことはこれだけ
では逆に、僕が手動でやったことって何か。
- Xserverの契約:サーバーを借りるためにWebサイトで必要情報を入力
- SWELLテーマの購入・アップロード:テーマファイルのダウンロードと、WordPressへのアップロード
- SWELL製作者側での認証:テーマの本人確認手続き
- Googleアカウントの認証:Google Site Kit連携時の許可ボタンを押す
- 利用規約への同意:各種サービス利用時の規約に目を通して同意
正直に言うと、これらは「認証」「認可」「契約承認」みたいな、AIには代行できない人間にしかできない作業。残りの「実際に設定を調整する」という80%くらいの作業は、全部Claudeにやらせました。
なぜXserverを選んだのか
ちょっと脱線ですが、なぜサーバーはXserverにしたか。
- 速度:ブログ、特にGoogleのSEO評価では表示速度が重要。Xserverは高速で定評がある
- WordPress相性:WordPress用の最適化がしっかり施されている
- スケーラビリティ:将来的にアクセスが増えても対応できる余裕がある
さらに言うと、技術的な問題が生じたときも、Xserverのサポートは日本語で対応してくれるのが心強い。AIに「Xserverでこんなエラーが出た」と報告すれば、解決策をすぐ提案してくれるレベルまで来てます。
これって「ごろ寝サバイバル」そのものじゃん
このサイト「ごろ寝サバイバル」というコンセプトは、「何らかの理由で通常の生活が難しくなった人が、工夫して生き延びる」みたいな感じ。
僕の場合は「腰が痛くて座れない→寝ながらできることを工夫する」という状況だったわけです。昔なら「座れなきゃサイト立ち上げは無理」で終わってたと思うんですが、AIの力を借りることで、物理的な制約を突破できた。
これ自体が、このサイトのコンセプトを体現してるなって思うんです。
今後について
このAI自動化の経験から気づいたことがいくつかあります。
- 認証・認可は人間にしかできない:AIが代行できない領域がまだ多い
- セキュリティと信頼の問題:自分のサイトだからAIに全部任せられるけど、他人の資産を触る場合は慎重になる必要がある
- AIとの「指示出し」も技術:何をどう指示するかで、自動化のレベルが変わる
次の記事では「WordPressを立ち上げたあとの、実際の運用」について書こうと思ってます。ブログ記事の執筆、SEO最適化、アクセス分析...こういった「継続的な作業」では、AIの使い方も変わってくるんじゃないかなと。
まとめ
AIエージェント(Claude)+ Coworkモード + Chrome拡張という組み合わせで、WordPressサイトの初期構築の8割を自動化できました。
もちろん「AIに全部任せれば楽」というわけではなく、指示を出す人間側にも「何をやらせたいのか」「どうやって実現するのか」という戦略的な考えが必要。そして、AIが作ったものは人間が確認しないといけない。実際、このサイトでも「AIが作った記事の中身が意図と違っていた」ということがあった。技術スタックの情報が間違っていたり、同じセクションが3回重複していたり。AIは万能ではなく、最終チェックは人間の仕事。でも、肉体的に制約がある状況では、こういった技術を上手く使うことが生存戦略になると気づきました。
ヘルニアで座れない状態で、スマホ片手に寝ながら「このサイトを作ってくれ」と指示を出す。その指示が数時間後には形になってる。こんな時代が来たんだなって、正直びっくりしてます。
もしあなたも「何らかの理由で通常の作業が難しい」という状況なら、AIの力を借りることを選択肢に入れてみてください。思わぬ解決策が見つかるかもしれません。
次回はこのサイトの「運用」について。またごろ寝しながら、どこまでAIに任せられるか、実験していきます。
※この記事は、AIエージェント(Claude Coworkモード)との対話の中で構成しました。記事の内容はすべて僕自身の体験と判断に基づいています。
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この記事について
- 執筆日:2026年3月
- サイト:ごろ寝サバイバル(gorone-survival.com)
- 著者:りょう